
医療専門技術者、工業専門技術者の育成を行う学校法人 福田学園様は、資料請求受理から出願受付までをSalesforce CRMで一元管理することで、入学者の確保に成功しています。

- 導入前の課題
- 資料請求者や出願者などのデータ分析には取り組んでいたが、各部署がバラバラに管理をしていた
- 出願者確保の方法は、広告出稿が中心で、出願者1人あたりコストが高額になっていた
- 新年度の出願者募集に向け、時間が限られていた

- 導入の効果
- わずか3カ月でカスタマイズが完了
- 出願検討中の学生ひとりひとりに合ったフォローが行えるようになった
- 資料請求に利用したツールも入力、その後の行動を分析することで、精度の高いマーケティングを展開
- 新年度の入学者確保にも成功
導入の背景・課題
18歳人口が年々減少傾向にある中、大学・専門学校の定員割れが問題となっており、学生確保のためには学校としての差別化を図ることが課題となっていました。また、学園が運営する教育機関への問い合わせ、資料請求のツールはWebが中心になってきており、こうしたデータはこれまで各教育機関で個別に管理が行われていました。大学新設を控え、入学を検討する学生に対して、よりきめ細かい対応を実現するツールを探していました。
選定理由
・ 法人向けクラウド型顧客管理システムとして高い実績を誇るスピードと柔軟性
・ 問い合わせ対応や出願者・学生管理業務向けにも短期間でカスタマイズ可能
構築・導入
Salesforce CRMをベースに問い合わせ対応、出願者管理業務のためのカスタマイズを行いました。そして、構築から3ヶ月後、新年度に向けた活動を開始することができました。
効果
福田学園様は、Salesforce CRMのマーケティング機能を活用し、出願検討中の学生の行動を資料請求から出願に至るまで数段階にフェーズ分けして管理しています。また管理データをもとに、オープンキャンパスの案内や高校へのアプローチなどの適切な時期を検討し、出願検討中の個々の学生に合ったフォローが行えるようになりました。更に、資料請求に利用したツールについても入力と入力後の行動を分析することで、精度の高いマーケティングの展開に結びつけることに成功しています。
現在では、月に1度、福田学園様とUSEのコンサルタントが打合せを行い、Salesforceの定着化や新たな活用シーンの創出に向け、更なる改善に取り組んでいます。
お客様の声
「クラウドコンピューティングのスピードと柔軟性により学校経営を改革、新年度の入学者確保にも成功しました。学校としての差別化が求められるこれからの時代に、学生ひとりひとりの状況に応じたマーケティングが可能になったことを大変うれしく思っています」
【掲載日:2012年8月】
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