株式会社ユー・エス・イー（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：吉弘 三男）が提供する、労務担当者に向けた電子申請を支援するクラウドサービス「Charlotte（シャーロット）」は、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社（本社: 東京都港区、代表取締役社長・CEO: 浜 直樹）が提供する「ネットプリント®※1」と連携し、従業員へ届いた書類を全国のセブン‐イレブンで印刷できるサービスを4月13日より提供開始する事を発表致します。

開発の背景

テレワークを行う上での大きな課題の一つとして「印刷」があります。テレワーク実施中のお客様より「自宅にプリンターがないので出社してくる従業員がいる」というご相談をいただきました。この課題を解決しようと連携を進めたのがきっかけとなります。また連携を進める中で、様々なお客様にヒアリングを行っていくと印刷代の個人負担に関する課題も寄せられました。「何を印刷したのか詳細が領収証から確認できない」「少額であるが、都度会社への請求が煩わしい」などです。テレワーク中の「印刷問題」に伴う企業と従業員の課題を解消するために今回の開発に至りました。

新サービスの特徴

従業員側のメリット

書類を受け取った従業員（退職者含む）は、書類受取りから印刷まで一連したシームレスな操作でのコンビニ印刷が実現します。連携前にご案内していた「ネットプリント®※1」での印刷は、スマートフォンを持っていない方はご利用いただけないサービスとなっておりましたが、連携後の新サービスでは、アプリをインストールせずに「Charlotte POST」画面上でコンビニ印刷に必要な”プリント予約番号”の取得が可能となりました。

企業側のメリット

印刷費用は、企業負担か従業員負担か選択が可能です。企業負担にした場合、印刷費用は会社で後日一括清算のため、都度精算処理が不要です。そのため、経費精算担当者の稼働時間と煩雑な作業の削減が可能となります。さらに、企業から送付した書類のみが印刷可能となるため、不要な書類（不適切な文書・媒体等）の印刷代が発生しません。

サービス概要

従業員宛に企業から届いた書類データを全国のセブン‐イレブン店舗 ※2 の「マルチコピー機」で、従業員はいつでもどこでもプリントが可能となります。
・サービス契約時に、企業は印刷代を企業負担にするか個人負担にするか選択をします。
・ITに慣れていない従業員でも直感でわかる操作画面となっているため、どこに何があるのかが一目で分かります。

またCharlotteと併用利用することで社会保険の申請後、行政から交付された公文書（通知書）を従業員へ自動送付が可能となります。
Charlotte詳細はこちらをご確認ください。
https://use-charlotte.jp

今後の展望

Charlotteはお客様の声から誕生し、開発当初から「社会保険申請業務」に特化したサービスの展開を行ってきました。企業の社会保険申請業務の相談を受ける中で、今回のような社会保険申請業務以外の相談もいただけるようになり、申請業務に特化したCharlotteから、幅広く労務担当者のDXを支援するCharlotteに進化してまいります。今後、私たちユー・エス・イーは企業のDX推進に対して支援を加速し、最適なソリューションを提案し続けます。

労務のDXを支援するクラウドサービス「Charlotte」について

Charlotteは、人事給与システムのデータを上手に使い、社会保険・雇用保険の電子申請を支援するクラウドサービスです。オールクラウドで提供しており、新しい資産の導入や管理が不要なほか、パソコンにソフトのインストールが必要ありません。また複雑な操作なく、直感的な操作で申請が行えるため、導入決定から実運用までが非常に短期間でスムーズに導入が行えます。ご利用者の方からは「大量な数の申請を取り扱う稼働時間が75%カットでき、社員のケアなど、その他さまざまな企業活動の時間を創出できた」という声をいただいております。

▼プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000004207.html

※1：ネットプリントおよびnetprintは、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の登録商標です。
※2：2023年3月末現在：国内店舗数21,389店。一部「マルチコピー機」未設置の店舗があります。
※ FUJIFILM、およびFUJIFILMロゴは、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。