ユ ー ・ エ ス ・ イ ー の 最 新 情 報 を 配 信 し て い ま す 。
プロの料理人・パティシエを養成する辻調グループ様は、当社が提供しているSalesforceのソリューション「アカデミアソリューション」を活用し、学習意欲の高い学生を実際の入学まで確実に導く仕組みを作り上げました。その結果、入学者数の大幅な増加に成功しています。
辻調グループ
プロの調理師の育成、料理書物・料理番組の監修他
営業支援
近年の少子化の影響で、学生数が減少傾向にありました。その打開策として考えられたのが、学習意欲の高い学生(資料請求者)にオープンキャンパスに参加してもらい、入学まで確実に導く仕組みを作ることでした。当たり前のことを徹底して行うという、辻調グループの戦略を実行するには、資料請求者一人ひとりの情報を徹底的に管理し、それぞれに合った入学案内を緻密に行うことのできる仕組みが必要でした。
これまで活用していた基幹システムでは緻密な情報管理を行うことが難しかったため、資料請求者の情報管理に特化した仕組みを新たに作ることが求められました。その中で重視されていたのが、細かな機能を追加できる柔軟性と、全国にいる辻調グループ様の進学アドバイザーがどこからでも情報を見られることでした。また、短期間での導入も必須条件となっており、その全てのニーズにマッチしたSalesforceが選ばれました。
サービスの構築には、Salesforceをベースにした当社のソリューション「アカデミアソリューション」を活用しています。
まず、年間約10万人いる、入学案内を請求してくる学生一人ひとりを「居住エリア」「資料請求時の学年」「グループ内のどの学校・学科を希望しているか」といった要素で分類し、学生の志望に最も合った入学案内、ダイレクトメールを送付します。そして北海道や沖縄など遠隔地に住む学生の交通費まで考慮しながら、適切な時期にオープンキャンパスへの参加を促し、更に入学までの道筋を一人ひとり確実にナビゲートしていく仕組みを確立しました。
誰に、どのような入学案内やダイレクトメールを送るのが効果的か明確化できました。
全国各地で開催される進学相談会で、資料を請求してきた学生の情報をパソコンで見ながら面談するといった情報活用が可能になりました。
学生一人ひとりにあった緻密なOne to Oneマーケティングが可能となり、入学者数が大幅に増加しました。
「資料請求者の総数は必ずしも多くなくてもいいと考えています。重要なのは、単に学生数を増やすのではなく、就学意識の高い学生に入学して頂くこと。その意欲の高い学生が卒業して、業界で活躍し続ける。それによって私たちがリーディングスクールであり続ける。それが私たちの狙いでした。そのために必要だったのが、緻密なOne to Oneマーケティングと、それを可能にするシステムでした」
【掲載日:2012年7月】